飲食店のカウンター素材は見た目だけで選ぶと後悔します

飲食店のカウンター仕上材にはメラミンがおすすめです
飲食店の内装工事で、意外と悩まれることが多いのがカウンターの素材選びです。
カウンターはお客様の目に入りやすく、手で触れる機会も多い場所です。
そのため、見た目の雰囲気だけでなく、耐久性・清掃性・メンテナンス性まで考えて素材を選ぶ必要があります。
飲食店のカウンターでよく使われる素材としては、主に無垢材、メラミン化粧板、塩ビシート仕上げなどがあります。
どの素材にもメリット・デメリットがありますが、飲食店として長く使うことを考えると、素材選びを間違えると後から困ることもあります。
今回は、飲食店のカウンター素材について、実際の内装工事の視点からお伝えしていきます。
飲食店のカウンターは見た目だけで選ばないことが大切です
飲食店のカウンターは、単なる作業台や客席ではありません。
お客様が料理やお酒を楽しむ場所であり、お店の雰囲気を左右する大切な内装部分です。
特にカウンター席がメインのお店では、カウンターの印象がお店全体の印象に直結しますので、見た目だけで素材を選んでしまうのは注意が必要です。
飲食店のカウンターでは、次のようなことが日常的に起こります。
この様なことが日常茶飯事ですから、飲食店のカウンターには見た目の良さだけではなく、実用面での強さも求められます。
カウンター素材としてよく使われる無垢材
飲食店のカウンター素材として、昔から人気があるのが無垢材(集成材含む)です。
無垢材のカウンターは、天然木ならではの重厚感や温かみがあります。
木の質感を活かしたお店や、和食店、寿司店、落ち着いた雰囲気の飲食店では、無垢材のカウンターがとてもよく合います。
無垢材カウンターのメリット
無垢材の一番の魅力は、やはり本物の木が持つ質感です。
木目や色味に自然な表情があり、同じものが二つとないため、お店に高級感や個性を出しやすくなります。
また、経年変化によって味わいが増していくことも、無垢材ならではの良さです。
無垢材カウンターの注意点
一方で、無垢材はメンテナンスが必要な素材でもあります。
水分や汚れを放置するとシミになったり、表面の塗装が傷んだりすることがあります。
また、乾燥や湿気の影響で反りや割れが出る場合もあります。
無垢材は非常に魅力的な素材ですが、費用面やメンテナンス性を理解した上で採用することが大切です。
飲食店で使いやすいメラミン化粧板仕上げ
飲食店のカウンター素材として、実用性の面で非常に使いやすいのがメラミン化粧板です。
メラミン化粧板は、カウンターやテーブル、什器などにもよく使われる仕上げ材で、飲食店の内装でも多く採用されています。
メラミンカウンターのメリット

メラミン素材のカウンター
メラミン仕上げのメリットは、耐久性とメンテナンス性のバランスが良いことです。
表面が比較的硬く、傷や汚れにも強いため日常的に使われる飲食店のカウンターには向いています。
また、素材の特性で水拭きもしやすく、清掃性が高いことも劣化しにくいことも飲食店ではとても大きなメリットです。
木目柄、石目柄、単色、モルタル調などデザインの種類も豊富なので、お店の雰囲気に合わせて選びやすい素材でもあります。
今回のように木目調のメラミン材を使用すれば、無垢材ほど費用をかけずに、落ち着いた雰囲気のカウンターを作ることもできます。
メラミン仕上げでも注意は必要です
メラミン化粧板は使いやすい素材ですが、何をしても大丈夫というわけではありません。
例えば
熱い鍋やフライパンを直接置くような使い方には向いていません。
また、強い衝撃が加わると角が欠けたり、下地との納まり部分に傷みが出ることもあります。
とはいえ、飲食店のカウンターとして日常的に使う場合、無垢材よりも扱いやすく、塩ビシートよりも安心して使える場面が多い素材です。
塩ビシート仕上げのカウンターは注意が必要です
実は今回僕が皆さんに一番お伝えしたいことが、今からお話しする塩ビシートを使うことについてだったんです。
塩ビシートは、メーカーによってリアテックシートやダイノックシートなどとも呼ばれる装飾用のフィルム材です。
飲食店のカウンターで、たまに塩ビシートを貼って仕上げたいというご相談をいただくことがあります。
木目柄や石目柄などのデザインが豊富で、施工直後はとても綺麗に見えます。
既存の面材の上から貼れる場合もあるため、施工性が良いというメリットもあります。
塩ビシートは見た目が綺麗でも天板には不向きな場合があります
塩ビシートは、壁面や建具、腰壁、什器の側面などには使いやすい材料です。
しかし、飲食店のカウンター天板として使う場合は注意が必要です。
理由は、塩ビシートが薄いフィルム状の仕上げ材だからです。
カウンター天板は、お客様が手を置いたり、グラスを置いたり、食器を引きずったりする場所です。
そのため、表面に摩擦や傷が入りやすく、長期間使うと劣化が目立ちやすくなります。
熱や火に弱いこともデメリットです
塩ビシートは、熱や火に弱いというデメリットがあります。
例えば、喫煙可能なお店でタバコの火がカウンターに落ちた場合、熱で表面が溶けたり、焦げ跡が残る可能性があります。
特にリニューアルとか居抜きでのスナックとかが多い気がします。
スナックのカウンターでタバコの焼け跡が目立つカウンター見かけた事ありませんか?
また、熱いものを置いたり、厨房側で熱の影響を受けやすい場所に使用すると、膨れや変形の原因になることもあります。
飲食店のカウンターは毎日使われる場所なので、施工直後の見た目だけで判断すると、後から後悔することがあります。
継ぎ目から剥がれると補修が難しくなります
塩ビシート仕上げで特に気を付けたいのが、継ぎ目や端部の剥がれです。
カウンターのように人がよく触れる場所では、端部やジョイント部分に負担がかかります。
最初は綺麗に貼れていても、使っていくうちに継ぎ目から剥がれてくることがあります。
一度剥がれが出ると、その部分だけを綺麗に補修するのは簡単ではありません。
部分補修をしても、色の違いや継ぎ目が目立ってしまい、かえって見た目が悪くなることもあります。
そのため、福岡飲食店内装センターでは、飲食店のカウンター天板に塩ビシート仕上げを積極的にはおすすめしていません。
カウンターの天板と腰壁は素材を分けて考える
ここで大切なのは、カウンター全体を同じ素材で考えないことです。
カウンターには、実際にお客様が使う天板部分と、正面から見える腰壁部分があります。
天板は手や食器が触れるため、耐久性や清掃性が重要です。
一方で、腰壁部分は直接的な摩耗が少ないため、デザイン性を重視しやすい場所です。
つまり、天板にはメラミン化粧板など耐久性のある素材を使い、腰壁には塩ビシートや化粧材を使ってデザイン性を出すという考え方もあります。
素材ごとの特徴を理解して、使う場所を分けることが大切です。
日常使いの飲食店ならメラミン仕上げが現実的です
高級感を重視するなら無垢材という選択肢もあります。
一方で、費用・耐久性・清掃性・デザインの自由度を総合的に考えると、日常的に使われる飲食店のカウンターではメラミン仕上げが非常に現実的です。
メラミン化粧板は、見た目のバリエーションも多く、木目調を選べば落ち着いた雰囲気も出せます。
また、清掃しやすく、日々の営業でも扱いやすい素材です。
飲食店のカウンターは、作って終わりではありません。
毎日使い続ける場所だからこそ、施工直後の見た目だけではなく、数年後の状態まで考えて素材を選ぶことが大切です。
お客様が塩ビシートを希望される場合の対応について
お客様の中には、どうしても塩ビシートの柄や仕上がりを気に入って、カウンターに使いたいという方もいらっしゃいます。
その場合、福岡飲食店内装センターでは、素材のメリットだけでなくデメリットもきちんとご説明します。
特に
熱や火に弱いこと、傷が付きやすいこと、継ぎ目から剥がれる可能性があること、部分補修が難しいことなどは、事前に理解していただく必要があります。
その上で採用される場合は別ですが、何も説明せずに施工してしまうと、後々トラブルになる可能性があります。
飲食店の内装工事では、見た目だけでなく、営業後の使いやすさまで考えた提案が大切だと考えています。
まとめ
飲食店のカウンター素材には、無垢材、メラミン化粧板、塩ビシート仕上げなどがあります。
無垢材は本物の木の質感や高級感が魅力ですが、費用やメンテナンス面を考える必要があります。
メラミン化粧板は、耐久性・清掃性・デザイン性のバランスが良く、飲食店のカウンター素材として非常に使いやすい仕上げです。
塩ビシートは施工性が良く、見た目も綺麗ですが、カウンター天板として使う場合は、熱・傷・剥がれ・補修の難しさといったデメリットがあります。
飲食店のカウンターは、お店の印象を左右する大切な場所です。
だからこそ、見た目だけでなく、実際の営業でどう使われるかまで考えて素材を選ぶことが大切です。
福岡で飲食店のカウンター造作や内装工事をご検討中の方は、素材選びの段階からぜひご相談ください。
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福岡飲食店内装センターでは、飲食店の新装工事、改装工事、カウンター造作、壁面造作、床工事、クロス工事、照明計画など、店舗内装に関するご相談を承っております。
カウンターの素材選びで迷っている方や、現在のお店を改装したい方は、お気軽にご相談ください。飲食店の使い勝手や営業スタイルに合わせて、見た目だけでなく長く使いやすい内装をご提案いたします。
福岡で飲食店の内装工事をご検討中の方は、福岡飲食店内装センター通話料無料のフリーダイヤル0120-104-504までお問い合わせください。


