立ち呑みカウンターの作り方|立ち呑み酒場ならではの内装とは in福岡

立ち呑み専用のカウンター 業種別工事事例
福岡の立ち呑みカウンター造作事例

立ち呑みカウンターについて

立ち呑み専用のカウンター

福岡の立ち呑みカウンター造作事例

立ち呑み酒場をつくるとき、店の印象を大きく左右するのが立ち呑み専用のカウンターです。

一般的な飲食店のカウンターと違い、立ち呑みカウンターはお客様が椅子に座らず、立ったまま飲食することを前提に設計します。

しかし

ただ単純に高めのカウンターを作ればいいというものではありません。

高さ、奥行き、荷物の置き場、スタッフの作業動線、お客様同士の距離感など、立ち呑み酒場ならではの考え方が必要になります。

この記事では、立ち呑みカウンターを計画するときに押さえておきたい実務的なポイントについて解説します。

座るカウンターとは違う

飲食店のカウンターには、大きく分けて「座って使うカウンター」と「立って使うカウンター」があります。

座るカウンターの場合は、椅子の座面高さを基準にして天板の高さを決めます。

一方で、立ち呑みカウンターの場合は、お客様が立ったままグラスを置き、料理をつまみ、会話を楽しむことを前提に考えます。

つまり、基準になるのは椅子ではなく、人が自然に立った状態で手を置きやすい高さです。

ここを間違えると、せっかく雰囲気の良い立ち呑み酒場を作っても、使いにくいカウンターになってしまいます。

立ち呑みカウンターの高さは1000mm前後が使いやすい

立ち呑みカウンターの高さは、一般的には1000mm前後を目安にすると使いやすくなります。

低すぎると、お客様が少し前かがみになりやすくなります。

逆に高すぎると、グラスや料理を置いたときに圧迫感が出たり、小柄なお客様が使いにくくなったりします。

立ち呑み酒場は、長時間ゆっくり座って食事をする店ではありません。

サッと入って、軽く飲んで、会話をして、次のお客様に入れ替わる。

そうした業態だからこそ、立った姿勢で無理なく使える高さにすることが大切です。

高さだけでなく「手の置きやすさ」も大事

立ち呑みカウンターでは、天板の高さだけを見てはいけません。

お客様はグラスを持ったり、肘を軽く置いたり、小皿を置いたりします。

そのため、天板の高さが合っていても、奥行きが浅すぎたり、角が立ちすぎていたりすると使い心地が悪くなります。

特に立ち呑みの場合、椅子で体を支えることができないため、カウンターに軽く体を預けられる感覚も重要です。

奥行きは料理とグラスが置ける寸法を確保する

立ち呑みカウンターの奥行きは、グラスと小皿料理が無理なく置ける寸法が必要です。

あまり奥行きが浅いと、料理皿とドリンクを置いただけで窮屈になります。

一方で、奥行きを広く取りすぎると、店内スペースを圧迫してしまいます。

立ち呑み酒場では、限られた面積の中で席数と動線を確保することが大切です。

そのため、カウンターの奥行きは「広ければ良い」ではなく、店の広さや提供する料理の内容に合わせて決める必要があります。

つまみ中心ならコンパクトでも成立しやすい

焼酎バーや角打ち、立ち呑み酒場のように、小皿料理や乾き物、軽い一品料理が中心であれば、カウンターの奥行きは比較的コンパクトでも成立します。

逆に、定食や大皿料理、複数の料理を並べるような業態では、立ち呑みカウンターでもある程度の奥行きが必要です。

つまり、カウンター寸法は業態とメニューから逆算するべきです。

ここを考えずに見た目だけで決めると、オープン後に「料理が置きにくい」「グラスが邪魔になる」「お客様が窮屈そう」という問題が出やすくなります。

ひな壇式カウンターにすると手元を隠しやすい

立ち呑み酒場では、カウンターの奥側に少し高い立ち上がりを設ける二段式のカウンターも有効です。

お客様側の天板と、スタッフ側の作業面・目隠し部分を分けることで、店内の見え方が整いやすくなります。

たとえば、スタッフ側にはグラス、伝票、小物、調味料、簡単な作業道具などが置かれることがあります。

これらがすべてお客様から丸見えになると、どうしても雑然とした印象になりがちです。

そこで、カウンター奥に立ち上がりを設けることで、手元や作業部分を自然に隠すことができます。

立ち上がりは高すぎると圧迫感が出る

目隠しになるからといって、立ち上がりを高くしすぎるのは注意が必要です。

高すぎると、お客様とスタッフの距離が遠く感じられます。

立ち呑み酒場の魅力は、店員さんとの距離の近さや、常連同士の会話が生まれやすい空気感にもあります。

そのため、隠すべきところは隠しながら、会話のしやすさは残す。

このバランスが大切です。

足元の納まりも立ち呑みでは重要

立ち呑みカウンターでは、足元の納まりも重要です。

お客様は立った状態でカウンターに近づきます。

そのとき、足先が入るスペースがないと、体がカウンターから少し離れてしまいます。

そうなると、グラスや料理に手を伸ばしにくくなり、落ち着かない立ち姿勢になります。

カウンター下をすべて箱型にしてしまう場合でも、足元の当たり方や立ち位置は事前に確認しておくべきです。

荷物置きやフックも検討したい

立ち呑み酒場では、お客様がバッグや上着を置く場所に困ることがあります。

椅子がないため、荷物を置く場所が少ないからです。

そのため、カウンター下に荷物置き用の棚を設けたり、側面や下部にフックを取り付けたりすると使い勝手が良くなります。

特に女性客や仕事帰りのお客様を想定する場合、荷物の置き場は意外と大事です。

「ちょっとした配慮」が、お店の居心地に直結します。

立ち呑みカウンターは回転率も考えて設計する

立ち呑み酒場は、一般的な居酒屋よりも回転率を意識する業態です。

もちろん、ただ早く帰ってもらえばいいという意味ではありません。

お客様が気軽に入り、軽く飲み、心地よく滞在し、自然に入れ替わる空気を作ることが大切です。

そのためには、カウンターの寸法や配置が重要になりますので、広すぎるカウンターは長居しやすい一方で、席数が取りにくくなります。

狭すぎるカウンターは回転率は上がるかもしれませんが、窮屈で居心地が悪くなります。

立ち呑み酒場では、この中間のバランスを狙う必要があります。

スタッフ動線を考えないカウンターは失敗しやすい

立ち呑みカウンターを作るとき、お客様側の使いやすさばかりに目が行きがちです。

しかし、実際に毎日使うのはスタッフです。

ドリンクを作る、料理を出す、会計をする、グラスを下げる、冷蔵庫を開ける。

この一連の動きがスムーズでないと、営業中にストレスが溜まります。

特に小さな立ち呑み酒場では、スタッフが1人または少人数で回すことも多いため、無駄な動きが増えると提供スピードに影響します。

冷蔵庫や収納との位置関係を先に決める

カウンターまわりでは、冷蔵庫や収納の位置も重要です。

よく使うドリンク、グラス、氷、焼酎、調味料などがどこにあるかで、作業効率は大きく変わります。

カウンターを作ってから冷蔵庫の位置を考えるのではなく、営業中の動きを想像しながら配置を決めるべきです。

「どこで注文を受けるか」
「どこでドリンクを作るか」
「どこから提供するか」
「どこに下げ物を置くか」

この流れを先に考えることで、使いやすいカウンターになります。

立ち呑み酒場はカウンターの見た目も集客に影響する

立ち呑み酒場のカウンターは、単なる作業台ではありません。

お店の雰囲気を決める大きな内装要素です。

木目のカウンターにするのか、モルタル調にするのか、和風にするのか、少し大衆酒場っぽく見せるのか。

素材や色味によって、お店の印象は大きく変わります。

焼酎バーや角打ちのような雰囲気であれば、木目のカウンターは相性が良いです。

温かみが出て、初めてのお客様でも入りやすい印象になります。

高級感を出しすぎると入りにくくなることもある

ここで注意したいのは、立ち呑み酒場は高級感を出しすぎると入りにくくなる場合があることです。

立ち呑みの魅力は、気軽さです。

もちろん安っぽく見せる必要はありません。

ただし、あまりに重厚で高級感のある内装にすると、「ちょっと一杯だけ」というお客様が入りづらくなることがあります。

立ち呑み酒場では、清潔感と気軽さのバランスが大切です。

カウンターの角や仕上げにも注意する

立ち呑みカウンターでは、お客様が天板に手や腕を置くことが多くなります。

そのため、天板の角が鋭いと違和感が出ます。

長時間立つわけではなくても、腕が当たる部分の触り心地は意外と印象に残ります。

角を少し丸める、手触りの良い仕上げにする、掃除しやすい素材を選ぶ。

こうした細かい部分が、実際の使いやすさにつながります。

汚れや水分に強い仕上げを選ぶ

飲食店のカウンターは、グラスの水滴、アルコール、料理の油、調味料などで汚れやすい場所です。

特に立ち呑み酒場では、限られたスペースでドリンクや料理を提供するため、天板が汚れやすくなります。

見た目だけで素材を選ぶのではなく、清掃性や耐久性も考えておく必要があります。

木目の雰囲気を出したい場合でも、実際の営業で使いやすい表面材や塗装を選ぶことが大切です。

まとめ

立ち呑みカウンターは、普通の飲食店カウンターとは考え方が違います。

高さは1000mm前後を目安にしながら、立ったまま使いやすい寸法にすること。

奥行きは、グラスと料理が無理なく置ける寸法を確保すること。

スタッフ側の作業動線や冷蔵庫、収納の位置まで考えて設計すること。

さらに、荷物置きや足元の納まり、手元を隠す立ち上がり、清掃性の高い仕上げまで考えることで、実際に使いやすい立ち呑みカウンターになります。

立ち呑み酒場のカウンターは、お客様が最初に触れる場所であり、お店の空気を作る場所でもあります。

見た目だけでなく、営業中の動きやお客様の使い方まで考えて作ることが、失敗しない立ち呑み酒場づくりのポイントです。

立ち呑み酒場・角打ち店舗の内装工事もお任せください

福岡飲食店内装センターでは、立ち呑み酒場、角打ち、焼酎バー、飲食店カウンターの内装工事にも対応しております。

カウンターの高さや奥行き、スタッフ動線、厨房まわり、収納計画まで、実際の営業を想定したご提案が可能です。

これから立ち呑み酒場を開業される方、既存店舗のカウンターを作り替えたい方は、お気軽にご相談ください。

お問い合わせは通話料無料のフリーダイヤル
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