飲食店食品衛生保健所申請の内容について 東京と福岡での違い

弊社は福岡市に属してますので、当然受注する工事も福岡が中心となっておりますが
年間数件県外でも工事受注させて頂くことがございます。

この仕事をしていて、勉強になる事は沢山あるのですが、その中で感じている事の一つに

「ローカルルール」みたいな物が存在するって事です。

飲食店を経営するにあたっての、申請内容(厨房設備)の基準に東京と福岡で違いがあるって知ってますか?

飲食店を他地域で他店舗展開された事があるオーナーさんはお気づきかと思いますが、福岡で例を挙げると

「◯◯区では駄目だったのに、同じ仕様で◯◯区では承認された」なんて事経験された事ありませんか?
飲食店経営に限らずですね。

この様に、福岡という地方都市の更に小さく小分けしたコミュニティでもこの様な事があったりして、その都度ローカルルール的なものの存在に驚かされる事が多々あります。

東京と福岡の申請内容の違いについて

先にも述べましたが、たまに県外の工事を請け負わせて頂くことがあり、今回東京の町田市で内装工事の受注を頂きました。

業態は「カフェ」ですね。

居抜き工事でして、厨房設備は前の営業が珈琲専門店と言うこともあり相当バッチリと何からなにまで揃っておりましたから、設備工事(水を扱う工事)はありませんでした。

私の経験上、「保健所の衛生検査もバッチリだな」と確認しておりましたから、そこは安心してて、施主にも、「オープンまではまだ時間はありますが、前もって保険衛生検査の申請をされてください」と伝えて居たのが功を奏しました。

と言いますのも

施主から当該地域の保健所に言ってきたとの連絡を頂いたときに、「一つ懸念材料がある」と・・・・・ ??

なんだろう?って不思議な思いで施主の話を聞くと

「今のままじゃ蛇口からお湯が出ないですよね?お湯が出ないと検査通らないって言われました」

( ※ 実際には電気温水器が2台設置してありましたから、問題は無かったのですが、この時点では施主は知りませんでした。)

でもでも・・・・・
普段福岡で仕事をしている私からしたら「え〜〜〜〜〜〜??」って感じです。

だって今まで相当な数の飲食店の内装工事に携わらせて頂きましたが、「このお湯の件で福岡では一度も指摘を受けたことが無かった」のですから、、、、、。

驚きです。

直ぐに、町田の保健所に連絡して「実は福岡ではですね・・」って事情をお話した所、担当者の方・・・・逆に「え〜〜〜〜〜福岡そうなんですか?」って驚かれていました(笑)

「何故お湯が必要か」と聞くと

「食器を熱湯消毒するために」です。

なるほど〜〜〜

「でも、食洗機で食器洗いますし、その中では熱湯でますよ」って言うと

「・・・・微妙な所ですね・・・」と。

結果、町田の現場には電気温水器(業務用)が2台設置されてあったから問題は無かったのですが、この件に関しましては本当に驚かされたし勉強させてもらいました。

皆さんのお役に立てればと思い情報の共有の意味で下に福岡市と町田市の申請内容についてのPDFのリンクを添付してますから是非、参考にしてください。

※ 福岡バージョン

insyokuten-shinsei-fukuokashi

※ 東京町田市ばーじょ
toukyou-eisei-setsubizu

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