福岡でペット同伴カフェを開業したい方へ|「犬好きだから」だけで始めると失敗する理由

業種別工事事例

福岡でカフェを開業したいというご相談を良くいただくことがありますが、その中で意外と多いのが、「カフェをやりたい」という夢はあるけれど、「どんなカフェをやりたいのか」が決まっていないケースです。

実は以前、私がお手伝いしたお客様の中にも、まさにそんな方がいらっしゃいました。

カフェをオープンすることは決まっている。でも、どんなお店にしたいのかが決まっていない。

途中で「あれもやりたい」「やっぱりこうしたい」と方向性が何度も変わり、工事を進める側もかなり苦労しました。

工事が大変だったという話ではありません。

私が気になったのは、お店のコンセプトそのものが最後まで定まっていなかったことで、このままで大丈夫なのかな・・・?

ずっとそればかり気になっていたを思い出したので、今日のブログのテーマにしてみました。

これから福岡で猫カフェや犬カフェなどを開業予定の方は、最後まで読み進めて参考にしてみてください。

カフェを出すことがゴールになっていませんか?

カフェを開業する方の中には、何年も前から目標を持ってその夢に向かって準備している方がいます。

例えば

カフェで働きながら経験を積んだり、接客を学んだり、コーヒーの知識を勉強したり。

多額の開業資金が必要ですから一生懸命お金を貯めながら、「いつか自分のお店を出したい」と準備しているのです。

そういう方の特徴としては、お店を開業することに対しての想いが強く絶対に諦めない。開業前の段階でお店のイメージが固まっています。

・どんなお客様に来てほしいのか
・どんな商品を提供したいのか
・何を売りにしたいのか

そこが明確なのです。

一方で、「昔からの夢だったから」「資金に余裕ができたから」という理由でだけで開業する方もいます。

もちろん、それが悪いわけではありません。

ただ、そういうケースではお店の方向性が曖昧だったり、とりあえずカフェ経営って楽しそう・・・なんてことだけでスタートしてしまうことがあります。

そして、その結果として途中で迷いが生まれ、結果として・・・・・

「自分が好き」と「お客様が求める」は別の話です

お店作りでよくあるのが、自分の好みをそのままお店に反映してしまうこと。

例えば、「私はピンクが好きだから、お店も全部ピンクにしたい」という考え方です。もちろん、それが明確なコンセプトになっているのであれば問題ありません。

しかし

単純に「自分が好きだから」という理由だけで決めてしまうと危険です。

お店は自分の部屋ではありませんし、大前提はお客様に来てもらう場所です。

極端な話ですが、自分は好きでもお客様が居心地悪く感じるのであれば、それは商売として正解とは言えません。

開業前に考えるべきなのは、「私は何が好きか」ではなく、「お客様は何を求めているか」などターゲットとなる客層に対してのサービスなのです。

ペット同伴カフェをやりたい方に知っておいてほしいこと

今回の話も、その延長線上にあります。

「私は犬が好きだから、犬と一緒に入れるカフェをやりたい」そう考える方は少なくありませんし、実際に最近は、ペット同伴OKのお店も増えてきました。

ただし

ここで忘れてはいけないことがあります。

それは

犬や猫が好きな人ばかりではないということです。

猫や犬が苦手な人もいます。

犬アレルギーの人もいます。

小さい頃に噛まれた経験があって怖い人もいます。

そして意外と多いのが、「自分の犬は可愛いけれど、他人の犬には興味がない」という方です。

犬好きの方ほど、この視点が抜け落ちてしまうことがあります。

人間で言えば、自分の子ども以外の子どもには興味がない人と一緒です。
※これが世間的に悪いとは言ってませんよ。

ペット同伴OKなら最初から伝えておきましょう

たとえば、犬や猫同伴OKのお店に、そのシステムを知らずにただ普通のカフェだと思って入店したお客様がいたとします。

その後から犬を連れたお客様が何組も来店してきたらどうでしょうか?

まあ、犬好きな方なら問題ないかもしれません。

しかし、犬が苦手な方にとっては居心地の悪い空間になるかもしれませんよね。

その方からすると

「最初から分かっていたら入らなかった」となる可能性は無いでしょうか。

これは完全にお店側の説明不足です。

いくらSNSでコンセプトを書いているって主張したとしても、そこを読んで来ない人も一定数いますし、むしろそこまで読み込んでいない場合が多いです。

ですからこの様な不要なトラブルを避けるためにも、ペット同伴OKのお店にするのであれば、来店前から分かるようにしておくことが大切です。

ホームページやInstagramやGoogleマップや店頭看板の他に、お客様が入店されたら案内前に説明することが大事ですね。

もし表示するなら誰が見ても分かるように表示しておいた方が親切です。

法律的にはどうなのでしょうか?

ここは誤解されやすい部分です。

飲食店を営業するためには、飲食店営業許可や食品衛生責任者の設置が必要なのは当然理解されていると思いますが、ペット同伴のお店ではコレだけの許可申請で大丈夫かどうかご存知ですか?

僕も気になって調べましたが「犬を店内に入れるための特別な資格」があるわけでは無いみたいですね。※不確かな情報なのでちゃんと調べてください。

まあ、だから何をしても良いというわけではありません。

・調理場に動物を入れない
・食品を扱う場所を清潔に保つ
・衛生管理を徹底する

こういったことは当然求められます。

また、自治体や保健所によって考え方や指導内容が異なる場合もありますから、福岡でペット同伴カフェを開業する場合は、工事を始める前に保健所へ相談しておくことをおすすめします。

後から「こんなはずじゃなかった」となると大変ですからね。

排泄トラブルへの対応も考えていますか?

ペット同伴カフェをやるなら、ここは避けて通れません。

「うちの犬はしつけができているから大丈夫。」

そう思われる方もいるでしょうが・・・・(※こういう考えの人は危ないです)

でも

生き物ですので100%はありません。

もし隣の席で犬がおしっこをしたら。もし食事中にうんちをしてしまったら。

その時、周囲のお客様はどう感じるでしょうか?

店側はどう対応は?誰が処理する?消毒は?
不快になったお客さんが怒って帰ってしまったら?代金は?

その後の営業はどうするのでしょうか。

ペット同伴カフェをやるのであれば、こういったことまで事前にルール化しておく必要があります。

最後に

私は犬も猫も嫌いではありません。

むしろ可愛いと思います。

ただ、飲食店経営となると話は別です。

大切なのは、「自分が好きだから」ではなく、「お客様がどう感じるか」です。ペット同伴カフェは、しっかりコンセプトを作れば強みになります。

しかし

何となく始めるとトラブルの原因にもなるので、これから福岡でカフェや飲食店の開業を考えている方は、一度立ち止まって考えてみてください。

そのお店は、本当にお客様目線で作られていますか?それとも、自分の好きなものを並べただけのお店になっていませんか?

実は、その違いが開業後の結果を大きく左右するのかもしれません。

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