内装業者目線で見た感じたリアル

カフェを開業したい
そう思う人は年々増えています。
良いですよね〜カフェ経営って何故か憧れてしまいす。
しかし
現実は、そんなに甘くなく開業したカフェの多くが数年以内に閉店しています。
開業後1年にも満たず閉業しているカフェも少なくありません。
飲食店の内装工事を数多く手掛けてきた立場から言うと
「この人は失敗するな…」と開業前から何故か感じるケースも少なくありません。
この記事では
カフェ開業で失敗した人の特徴を内装業者目線でリアルに解説します。
カフェ開業で失敗する人の特徴

どの様な人たちがカフェ経営に失敗するのか、失敗しやすい傾向にある人の特徴とは?
店を出せば客は来ると思っている
これが最も多い勘違いのケースです。
この様な人が考えているほど甘くはなくて、カフェといえども出店した瞬間からお客さんが来る商売ではありません。
当たり前です
これ読んだ人がそんなの思ってないし知ってるし💢
って声が聞こえてきそうですがそう思った人ほど危ないです。
だって
素直じゃ無いですよね。素直に受け入れませんよね。
こうして文章を読んだだけで💢を覚える人って、とても自分以外の人に対して攻撃的な特徴があります。
経営が立ち行かなくなったのか知りませんが、完全に引き渡して数ヶ月経つのに一方的に攻撃してくる人も実際に過去いましたからね。
カフェの経営がうまく予定通りに進まないことの原因が自分以外の人で、僕に標準を合わせてくる人とか・・・・
理不尽極まりない人です。
立地が良ければ客は来ると思っている
駅前でも潰れるカフェは山ほどありますので、街中は人通りが多くて目につきやすい物件だから、おしゃれな街だから、若い人が沢山いるから
みたいな理由だけでその人のカフェに入ってくる理由にはならないのです。
重要なのは「人通り」ではなく「客層」です。
カフェを開業する場所が
・オフィス街なのか?
・住宅街なのか?
・観光地なのか?
・学生街なのか?
・住宅街ならどのくらいの層が住んでいるのか?
立地によって売れるメニューも内装デザインもメニューも価格帯も変わります。
まずこのことを理解していない人は危ないです。
内装の「オシャレ」の方向性が間違っている
Instagram映えだけを狙った内装は経営的に危険です。
しかし、今の時代写真映えばかり狙ってたメニュー構成になっていてデコレーションありきばかり。
根本が無いですよね。
原点を忘れていると言うか、原点を学んでない人ばかりが映え映えばかり意識してる。
そもそも、映え映え言っている客って、一度写真撮影すれば次もう来ないですからね。
彼女たちは映え映えジプシーですから次々にバエそうなメニューを出す店を探しながら探検しているのであなたの店はすぐに飽きられてしまうのです。
そうしたときに基礎がないお店はあっという間です。
カフェは映え映えよりも大事な事がある。
自分が好きなだけの内装・家具で揃えてしまう
良く覚えておいてほしいのですがオーナーの趣味=お客さんのニーズではありません。
趣味が商売になる人などごくわずかですし、その人達はアタナよりも遥かに突き抜けてその道を極めようとした人だし、想像もつかないほどその道を愛している人たちなのです。
側の真似事ばかりしても根本が理解できていない人はあっという間その業界から淘汰されます。
アメリカンな内装が好きな人はそういった人たちが来てくれることを期待しますが、見せかけだけの素人が作った様なお店では、客だって見向きもしてくれません。
アメリカンで売れているお店はアメリカの雰囲気が好きでも実際にアメリカに行きたくても行けない客たちを本気で了魅了する本物のアメリカをそこに作るんです。
だから売れるし、一度来た客はファン(とりこ)になって何度も何度もリピートするし、もっとこの店を知ってほしいって思うから、勝手に周囲にこんないい店があるんだよって情報を発信してくれるようになるんです。
客が勝手に営業マンになってくれる店になるんです。
あなたは、そこまで本気でその店やそのコンセプトを掘り下げて考えてますか?
コンセプトが決まっていない
カフェの内装を依頼された時に、内装のレイアウトから始めます。
当然どんな感じのカフェになるのかをヒアリングしますが、恐ろしいことにその段階でも、ただカフェを出すってことしか決めてない人がいるです。
どんなコンセプトのカフェにするかはこれから考えます
的な・・・・
話を聞きながらこれは・・・ヤバいなって思います。
立地とターゲットがマッチしていない

例えば、カフェを開業した場所が駅から徒歩10分程度の圏内と過程しましょう。
その圏内には、マンションもあったり戸建て住宅もあったりしますので、遊びに来た人達だけではなく、その周辺の方々もターゲットにはなります。
つまり
色々な人達がターゲットになりうる商圏ってことですので、すべての人達をターゲットにするには難しすぎますから、ターゲットは絞らないと行けません。
・20代女性
・子連れ主婦
・ビジネスマン
・犬連れ客(大型小型)
客層によって
椅子・照明・音楽・コンセント・席間隔まで変わります。
一番だめなのは、一つの店にすべての客層を入れようとしてしまうこと。
例えば
イヌ連れOKのカフェだと当然犬連れの人たちは食いついて来ますが、それ以外の人たちはその店には全く興味は湧きませんよね。
基本的にはカフェですが、イヌの同伴もOKなので、イヌを連れた人もぜひ入って犬と一緒にカフェを楽しんでくださいって言っても、犬が嫌いや苦手な人は嫌ですよね。
入店するときに犬がいなくても後から犬が店に入ってくることも店を開けていれば当然あることです。
もっというと、食事をしているときに、店内の犬がおしっこやなど排泄をしてしまったら?
それを見た人はどう思いますか?
犬連れの人が犬連れのそういった行為を見ても、自分も同類だからなんとも思わないので事件にはなりませんが、そもそもその店のコンセプトを知らずに入店してきた一見さんがそういった現場に出くわしたとしたら?
強すぎます
Googleの口コミに何を書かれるか・・・・
あなたが一人一人客の顔を覚えていられる技術があるなら初めて来た人に対して店のコンセプトを最初に説明してから入店を承認してもらう事が大事です。
あとは
立地とサービスがマッチしているのか?
今の話で言えば
住宅もあったりマンションもあったり、繁華街でもあったりして、一体どれくらいの人たちが犬を連れてあるいているのかもリサーチする必要があります。
リサーチ不足は負け戦だと思って間違い無いです。
もしあなたがそれを相当数やっていなかったのであればすでに負け戦かもしれませんよ。
社会で働くのが嫌だからカフェをやりたい人
これは超危険パターンです。
「雇われたくない」
「自由になりたい」
という理由で飲食を始める人めちゃくちゃ多いですが
雇われている時より何倍も働く現実を想像していますか?
自由な様で、毎日の売上を立てないと固定費は毎月支払いしなければいけません。
借金もしているのであれば返済もしなければいけません。
会社で働いて居た時は無条件で毎月お給料はいただけますが、独立したからには全ては自分の責任なのです。
その覚悟はありますか?
なんとかなるはそう滅多にはありませんよ。
カフェ経営に憧れているだけの人

わかります。
冒頭でも書きましたがカフェ経営は憧れますよね。
僕の場合は屋台とかBarとか憧れますが、現実を知っているから実際にやろうとは1ミリも考えません。
カフェはキラキラした仕事に見えますが、実態は泥臭い商売です。
・仕込み
・掃除
・クレーム対応
・原価管理集客
・メニューの更新
などなど
実際に僕のお客さんから教えてもらった金言がコレ
カフェ経営はおしゃれな空間でコーヒーを淹れるだけ・映える食事を提供するだけの仕事ではありません
って言ってました。
ホントに泥臭い商売だと。
今まで客としてしかカフェに行ったことがない人
これ・・・・・めちゃ多い気がします。
カフェで働いた経験がない人がいきなり開業するのは、現場に一度も出たことがない人が建設会社を立ち上げるようなものです。
現場の大変さを知らない経営者は、ほぼ確実に現実に潰されます。
犬好きすぎてドッグカフェ化する人
「私は犬が好きだから、みんな犬好きだよね?」これは経営者の自己中心的発想の典型例です。
犬が嫌い・怖い・アレルギーの人は必ずいます。
さらに
・店内で排泄したら?
・子供が噛まれたら?
・知らずに店に入ってきた人からクレームが入ったら?
そこまで想定していない経営者は危険です。
ドッグOKにするなら
-
完全ゾーニング
・ルール掲示
・清掃体制
・保険
まで必須で準備しておくことをおすすめします。
店名にストーリー性が無い
僕
いつもいつも思うんです。
永く続けていたり、人気になってTVなどのメディアに取り上げられたりするお店って、店名にストーリー性があるんです
ストーリー性って言うのは、僕は背景だと考えます。
オーナーさんが、そのお店をどうやって、どの様な思いで開業されるのか。
内装のデザインとかよりも、その店名(屋号)で決まるような気がします。
僕のお客さんに、雑餉隈で経営されているミチルバって言うカフェがあります。
女性オーナー一人で経営しているカフェです。
工事も進んでいき、ある日現場に来るとガラス窓に張り紙が張っていて、読んでみるとそこに書かれていた文章に衝撃を受けました。
先ずは近隣の方へ出店のご挨拶と、このカフェがどういったカフェなのかを書いていて、店名のミチルバについてはこう書いていました。
「このカフェに来てくれた人たちのおなかとココロが満たされる場に」
おなかとココロが満ちる場
満ちる場
ミチルバ
って事です。
涙が出そうでした。
ほんとに・・・・
なんて素敵なストーリーなんだろう。
これを読んだときにますますこの人を応援したいって本気で思いました。
そのお店は、2022年4月開業してからも、もちろん今も地域の人達に応援されて元気に経営されています。
危ないカフェの共通点
・家賃が売上に対して高すぎる
・席数が少ない
・SNS・Google未整備
・開業後に集客を考える
・コンセプト不明
カフェ開業で本当に大事なのは内装より「ビジネス設計」
もちろんカフェ開業が決まれば内装はとても重要ですが、それ以上に重要なのは
・開業するカフェのコンセプト・
・客層(ターゲットを決める)
・収支計画
・集客導線(ブログ・HP・SNS・広告)
です。
s
内装だけ気合い入れて結果潰れる店も実は多いんですよ。
好きな空間で内装を飾っても、その店が末永く愛されるお店になるかどうかは別物です
まとめ|カフェは夢ではなくリアルな商売
カフェは夢のある仕事ですが、現実は厳しいビジネスだと言うことを知っておきべきです。
開業前に決めるべきことは、誰に来てほしいのか?どんな体験を客に提供して売るのか?どうやって集客するのか?
これらを設計することが成功の最低条件です。
なぜこの記事を書いたか
私がいつものブログのコンセプトとはかけ離れた内容の記事にチャレンジしたのは、集客目的でもなく、炎上商法でもなく
ただ単に
失敗してほしくないから
それだけです。
縁あって出会ったお客さんですから、ずっと長く経営してほしいじゃないですか。
カフェ経営が目標であり夢だっと言うことは全然それで良いと思います。
しかし
映え狙いの料理などよりももっと大事なことがあるんですよって
根本的なことです。
それが有るのか無いのか、持っているのか持っていないのかでその先は大きく変わってきます。
いくつもの飲食店に携わらせていただいた僕だからこそのブログ内容になりましたが、最後まで読んでいただいて有難うございました。



