飲食店のテーブル(カウンター)と椅子の高さの関係性

テーブルと椅子の高さ飲食店のカウンターとテーブルで飲食するときに椅子が必要ですよね。快適に食事をしてもらえるように椅子の高さとテーブルの高さはとても重要です。

まず購入する椅子を決めましょう

飲食店のカウンターを作るときにとても大切な事をお伝え致します。
このノウハウは、どんな著名な建築家が図面を書いたとしても
不変の法則なのでぜひ参考にしてください

飲食店開業の内装工事を依頼された時に
カウンターの造作工事が出てくる場合がほとんどです。

スケルトンの物件ならほぼ100%
居抜き物件の場合でもレイアウトの変更希望でカウンターを作り直す事もあります

そういった場合
カウンターやテーブルで使用する
椅子は最後に決めれば良いって思っていませんか?

それ要注意ですよ!

店で使用する椅子は最初に決めておくべき事なのです

何故か?
この図面をよく見てください。

飲食店 カウンタ 造作工事

右の椅子と左の椅子
座面の高さが違うことに気が付きますでしょうか?

椅子の座面によってテーブルの高さが決まるのです

右の椅子に比べて、左の椅子は
座面が5センチほど低いですよね。

テーブルの高さは地面から72センチで設定していますが
右の椅子の場合、座面からテーブルトップの高さまでが28センチです。

この高さが快適に食事が出来る高さ関係なのです。

細かくは、その飲食店のサービスにもよるのですが
大体、座面からカウンターやテーブルのトップまでの距離は

25センチから30センチ以内で収めることがデフォルトです。

これを無視してテーブルやカウンターを先に作ってしまうとどうなるか?
それが、左の椅子とテーブルの関係のようになるのです。

右の椅子に比べて、左はたった5センチしか高さが変わらないのですが
この数センチの差で、座りにくい使いづらいカウンターになるのです。

これを知らない工事業者に飲食店開業の内装工事を依頼してしまうと
こうなります。

  
業者「カウンターの高さってどのくらいが良いですか?」

客「・・・・わからないのでお任せします」

業者「大体このくらいかな」

って感じでしょうか。

高さ以外は立派なカウンターが出来上がりましたので
それではと、お気に入りのカウンターチェアを購入して
お店に届きます。

箱から出して、カウンターに並べて
実際に座ってみると・・・・・

あれ?このカウンターちょっと高い(低い)かも

あるいは、この椅子低すぎる(高すぎる)って減少が起きます。

適当な高さに作ってしまったカウンターの場合
この問題は100%起きるでしょうね。

じゃあ、この場合どう対処するか?って事になるのですが
方法は2つ

1つ目はカウンターの高さに合わせて椅子を買い直すです。

一度梱包を開けてしまった商品を返品できれば良いのですが・・・・・

2つ目

用意した椅子が高すぎる場合で更に木製だった場合
脚をカットして調整する事でなんとか対処出来る場合があります。

この椅子に足乗せがあった場合は
脚をカットしたことによって、バランスが悪く見えて不格好になる場合もありますので
安易にカットして対処も気をつけてくださいね。

どちらにしても
内装会社と揉めることは避けられません。

あなたは、その内装業者になぜ最初からこうした事アドバイスしてくれなかったのか?
って言いたくなるだろうし言うかもしれません。

その内装工事業者は
そうは言われても高さは任せるって言うから・・・・
だったら最初から椅子を用意してくれていればよかったのに・・・

お互い言い分があるでしょうからね。

でも、私から言わせれば
プロである内装業者からアドバイスがあって当然だったと思います。

どうしても先に椅子を決められない場合

飲食店 カウンター高さ店で使う椅子はまだ決めきれないから、大体の高さで作ってください。たまにこういう方もいらっしゃいます。

福岡飲食店内装センターでは、こういったお客さんの場合必ず、先程からお伝えしている事を
しっかりと伝えます。

高さが大事なんだと。

でも、それでも決めきれないから高さは任せると・・・
椅子はカウンターの高さに会うようなものを探して用意するって言うんです。

僕からしてみたら、なんて残念なって思います。

例えば、とってもどストライクな椅子に巡り会えたとしましょう。
絶対この椅子をお店で使いたい。

でも、作ったカウンターの高さに合わない椅子だったらそれ諦めるしか無くないですか?

ってことなんです。

だから

だから飲食店で使う椅子は先に決めておく必要があるんです。

おわかりになっていただけたでしょうか?

この話はテーブルと椅子の関係も同じですからね。
テーブルと椅子をセットで販売しているなら、最初から適当な商品になっているでしょうが

別々で購入するなら、やはりこの高さ関係を基準に
テーブルと椅子を選ぶようにしてください。

福岡飲食店開業内装センター(商標登録)では
こういったノウハウを活かして、理想的な飲食店の内装を作っていきます。

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